That's me,too.

京都出身、東京都狛江市在住の社会人19年目。2児の父。

ミュンヘンから移動。

6:45に起床。

このミュンヘンのホテルに3泊もしているのに、まだホテルで朝食を食べていない。
一応宿泊料金に朝食代も含まれているのに、もったいない。
というわけで、今日こそ食べようと話しながら準備をするが、結局遅くなったので食べずにホテルを出発。

ホテル近くのスーパーへ。
前日に教わった通り、ペットボトルを回収機に投入。
でもなぜか戻ってくる。
どうやら、回収マークが付いてないペットボトルははじかれるらしい。
また一つ勉強になった。

ミュンヘン中央駅へ。
両替所に向かう。
財布を落としたせいで、もうユーロ残高が心細い。
2万円を両替。
日本じゃ、1ユーロ138円で両替できたのに、ここは約150円。
地味に痛い。

9:23発のICEでAugsburgへ。
約40分で到着。
駅のロッカーにスーツケースを預け、街へと繰り出す。
まずは歩いて市庁舎へ向かう。
途中、よくドイツで見かけるファーストフード店で、Hがフィッシュ&チップスを購入。
食べながら歩く。
ガイドブックを見ながら市庁舎を探して歩いていると、ミュンヘンブンデスリーガ関係の品揃えが豊富だったKARSTADTが。
「ここも何か売っているかも」と言いながら店内へ。

スポーツ用品売場に行くと、やっぱりあった。
さすがに、地元のアウクスブルクグッズが大きく展開されてる。
でも他チームのグッズも、結構ある。
しかもセール品も。
自分は、さすがにユニフォームを買う余裕は無し。
色々買いたかったけど。
ドイツ代表タオルマフラー(セール品)だけ、10ユーロで買う。
Hは何着かユニフォームも買う。

満足したところで、改めて市庁舎へ。
道を抜けると、大きな広場が。
そしてその正面に立つのがアウクスブルクの市庁舎。

その前にはトラムが走り、特にホームが無いけど駅になってる様子。
ひっきりなしにトラムが停車しては、発車していく。
なんかこの広場〜市庁舎一体の景色に、すごくヨーロッパ的な印象を持つ。

市庁舎の中へ。
ここの見所は、3階の黄金の間。
入場料2ユーロを払い、エレベータで3階へ。
現れたのは、なんか贅沢すぎる華麗な空間。
部屋のすみっこに置かれていた椅子に座って、しばらくホール全体をゆっくり観賞。

すると、Hが何かを見つけてくる。
それは、アウクスブルクの姉妹都市展のパネル。
よく見ると、滋賀の長浜市と兵庫の尼崎市の名前が。。。こんな所で、この街の名前を見るとは。
ホール内を見て回ってると、一人のおばあちゃんから「姉妹都市の学生さんか?」と話し掛けられる。
「観光です」と答えると、「私も日本へ行きたいわ」とか少し話しをする。
ちなみに、おばあちゃんの発言の大部分は推測。

市庁舎を出て、隣にそびえる塔にも登る。
塔のてっぺんからは、街が一望。
ヨーロッパの街は、すごく統一感があって、上から眺めてもきれいだなと思う。

次は大聖堂へ。
トラムが走り抜ける横を、とことこ歩く。
大聖堂に着いたものの、入り口が分からない。
ぐるりと一回りしても、分からない。
あきらめて帰ろうとした時、一つの木製の扉を発見。
近づいて見ると、何と自動ドア。
外見はすごく歴史を感じさせるのに、意外と現代のテクノロジーが使われている。
あまり時間も無いので、早足で見学。
お祈りの場に、観光とはいえ、あまり仏教徒が居座るのは良くないかと。
そう感じさせるくらい、内部は張り詰めた荘厳な雰囲気だった。

大聖堂を出て、駅へと向かう。
途中本屋へ入り、あずまんが大王のドイツ語版を見つける。
これは貴重だと購入。

昼飯はマクド。
日本との違いを、感じてみようと。
まず、メニューが少し違う。
写真が出ていた、おすすめっぽいのを注文。
そして「TAKE OUT」が通じない。
店員のおばちゃんと、身振り手振りでやり取り。
どうやらドイツは「TO GO」というらしい?

駅に着いて、ホームのベンチでハンバーガーを食べる。
いたって普通な味。
シェイクのバニラは、少し日本のより甘かったけど。
値段もセットで5ユーロちょっと。
やや日本より高めなのかな。

電車の乗り換え駅やホームを調べておこうと、検索機へ。
出発の時刻だけ調べてたけど、次の目的地ローテンブルクまでの行き方が分からない。

ちなみに、ドイツの駅に設置されている通称「赤い機械」。
これがめっちゃ便利。
本当は、自動券売機だけども、出発駅と目的駅を入力すると、乗り換え駅からホームから全部出てくる。
もちろん英語にも対応。
今まで全部この機械で、電車のことは調べてた。

赤い機械の列に並ぶ。
しかし、前に並んだドイツ人ファミリー、時間を掛け過ぎ・・・
何枚きっぷを買っているんだと。
せまる出発時刻。
違う機械を探す。
一旦、Hの所に戻り、スーツケースを出しにコインロッカーへ。
ロッカー前に、機械を発見。
大急ぎで検索をし、出発ホームだけ確認し、検索結果をプリントアウト。
スーツケースを抱え、ホームまで急ぐ。
やっとのことで、列車に飛び乗る。
ほっとしたのも束の間、今度は違うものをプリントアウトしてしまってることに気がつく。
このままでは、乗り換え駅も時刻も分からない。
仕方なく、スーツケースからトーマスクックを取り出す。
悪戦苦闘しながら、列車の時刻を調べ出す。
トーマスクックの見方は、旅行業の試験で勉強したことあったけど、実際に使うのは正真正銘の初めて。
冷や汗もの。

16時前、無事にローテンブルクに到着。
ローテンブルクまでは、完全なローカル線だった。
のどかな草原が広がる風景。
途中駅も、完全に駅前は何も無い草原で驚く。

ローテンブルク駅からは、石畳の道をゴロゴロとスーツケースを引いてホテルへ。
ホテルにチェックインし、街を観光に。
このローテンブルクという街、完全に男2人で歩くには場違いな街。
きれいな風景と、町並みが広がっている。

街歩きを楽しみ、中世犯罪博物館を見学し、その後夕食。
頼んで出てきたのは、ハンバーグ状の食べ物。
その後に、広場の階段に腰掛けて、名物のシュネーバルも食べる。
20時に市庁舎の「マイスタートリンク」をテーマにした仕掛け時計も見学。
仮装したガイドが行う夜のツアーは、英語ということと、自分の財政難であきらめる。
ホテルに戻る前に、夜のローテンブルクをもう少し散歩。

ホテルに戻ってテレビを観る。
ここはNHKが映る。
なんか鳩山首相の演説を少し聞いたけど、ほとんど眠い中で。
男2人で泊まるには豪華すぎるホテルの部屋で、この日も終了。