今日のニュースで大きく取り上げられていたトムラウシでの大量遭難事故について。
トムラウシは、学生時代に旭岳からの縦走に2回挑戦したけれど、2回とも悪天候で断念し、途中で引き返した因縁の山。
その時も物凄い強風で寒かったことを思い出す。
そんなこともあり、このニュースの一報を聞いた時はなんとも言えない複雑な気持ちが駆けめぐる。
低体温症で死亡って、装備は大丈夫だったのか。
また登山に対する世間の目が必要以上に厳しくなるんじゃないか。
ガイドも認識が甘かったんじゃないか。
などという、批判の気持ち。
学生時代に、あの悪天候で無理して進んでいたらうちらが死んでいたかもしれないな。
結果論かもしれないけど、ベストな判断だったんだ。
当時のサークルの会長さん達に感謝したいな。
2回目の挑戦の時は、さすがに先に進みたかったけど。
という、昔の行動の振り返り。
そして10人もの人が亡くなるという山の事故に対して悼ましい気持ち。
自分なんて登山経験も知識も豊富だなんて到底言えないし、山の事故に対して偉そうな意見を述べられるレベルじゃないけれど、こんな因縁のある山での事故だからこそ、思うことがやっぱり色々出てきた。
