That's me,too.

京都出身、東京都狛江市在住の社会人19年目。2児の父。

遠出したのに、もう家にいるのが不思議。

さんざん銚子電鉄を堪能して帰宅。
朝9時ごろ家を出て、銚子に着いたのは12時過ぎ。
銚子駅の周辺をぶらぶらして、地元のパン屋でおやつを買出し、さらに駅前に戻ってマクドで昼食。
13時過ぎに銚子電鉄に乗り込む。
まずは観音まで乗車。
観音はたい焼きを売る駅で有名。
たい焼きはちょっと我慢して、まず駅周辺の探索。
周辺は意外と普通の住宅街。ちょっと歩くと野球場があった。
こんなのんびりとした所に住みたいなと考える。
駅前に戻る。ずいぶん古い文具屋を発見。
ノートを買おうと思ってたことを思い出し、中に入る。
キャンパスノートはさすがにこの文具屋でも売っていた。
店番のおばあさんは、ノートの値段を3秒ほど考えた後「210円です」と言う。
300円を出すと「10円はない?」と言い、持ってないと答えると200円にまけてくれた。うれしい。
観音駅でたい焼きを食べながら電車を待つ。
そして犬吠へと向かう。
それにしてもこの路線のローカル具合は少なからずカルチャーショック。民家を間を走り、森の中を走り、また住宅街へとつながっていくと今度は畑の真ん中を走る。
西海鹿島駅が見えたときには、思わず降りて一日をそこで過ごしてみたくなった。
そうこうしているうち犬吠へ到着。
売店で名物濡れせんべいを買い、散策の邪魔になってはいけないとコインロッカーへ預ける。
身軽になって、ひとまず地球の丸く見える丘展望館を目指す。
15分ほど歩いて到着したけど、「本日の日没:17時11分」の文字が。
せっかくなので、この時間にまた来ようと今度は犬吠崎の灯台を目指す。
今来た道をてくてく戻り、駅を超え、今度は海へ。
灯台には登らず、波打ち際でのんびり日向ぼっこ。
天気とはうらはらに激しい波を眺めて過ごす。
波を眺めるのにも飽きたし、まだ日没までには時間もあるから、終点の外川まで行ってみる。
犬吠から2分ほどで終点の外川へ。
折り返しの電車で、すぐ戻るつもりだったけど外川でもっとのんびりしたくなったから次の電車で戻ることにする。
外川は海に向かって道が垂直に何本も走り、碁盤の目のようになっていた。
そして漁師の町なんだろうと感じさせる表札の代わりに船の名前を掲げた家や、魚屋が並ぶ町をふらふら歩いて散策。
こんな町にも住んでもいい。
存分に外川を味わったところで犬吠に戻り、地球の丸く見える丘展望館へ。
まだ日没まで30分ほどあった。
ここはほんとに周りをぐるりと水平線に囲まれているような景色を味わえた。不思議な気分。
そんな景色を眺めたりしていると、あんなに高くにあって、あんなに暑くって、まぶしかった太陽がどんどん傾いてきて、ある瞬間になると急激に暗くなって、最後の一欠けらがフッと消えると展望台にいた観光客からも「あーーー、あーぁ」と声がいっせいにあがった。
そんな瞬間。
薄暗くなり始めた道をthe pillowsのハイブリッドレインボウを聴きながら駅へ戻る。
完全に暗くなった頃、電車で犬吠を離れる。
帰りは仲ノ町で下車して、醤油の香りを嗅ぎながら銚子駅まで徒歩で戻る。歩いても10分かからないくらい。
18時半の電車で帰路に着く。家に帰ってきたのは22時半。