世田谷文学館に宮脇俊三展を見に行く。
「時刻表2万キロ」とかのタイトルは知っていたけど、残念ながらまだ作品を読んだことが無い。
それでも足を運ぶことにしたのは、氏の功績がずっと気になっていたから。
作品を読んだことがないからこそ、記念展で氏のことを知ろうと思った。
一番感銘を受けたのは、彼が編集者として多忙な日々を過ごしつつ、時間を見つけては国鉄を乗りつぶし、遂には全線完乗を達成したっていうこと。
しかも、その編集者としてもいい仕事をしていたというのが特に。
世の中には、正直なところこの趣味だけを生き甲斐にして、仕事はおざなり・・・という人もいる。
でも本業を抱えつつ、趣味を極めるってかっこいいな。
しかもその本業を辞めても、その趣味で食べていけるっていうんだから。
残念ながら、時刻表2万キロは今日は手に入らなかったけど、今度本屋に立ち寄った時はぜひ購入しよう。
