気が付けば、どんどん山の中へ。
それにしても信じられないくらいのゆっくりとしたスピード。
自転車の方が速いんじゃないかと思うくらい。
只見で小休止。長い停車時間を利用して駅の外へ。
夕方だけども、駅前には誰もいない。駅前には広いロータリーがあって、タクシー会社があって、旅館があるだけ。
もう少し街を歩いてみると、商店があった。
そこでミートスパゲッティを買う。
この只見の街を歩いていると、いかに自分の住んでいる場所が恵まれているか分かる。
語弊のある書き方だけど。
こういった山間部の街で一度生活してみたら、どんなことが分かるだろう、もしくは自分にどんな変化があるだろう。
その後もひたすら只見線。
お客さんも一向に増える気配は無い。
あまり乗ってくる人もいない。
ほんとに鉄ちゃんのためだけに存続している路線ではないだろうかと考える。
並行する道路が冬季は通行止めになるって言うけれど、それは只見線だって同じことなんだし。
でもこの路線は残して欲しい路線ではあるけれど。
会津川口でも小休止。
只見よりかは、少しだけ大きな街？駅前のパン屋＆ケーキ屋でおやつを購入。
外はすっかり暗くなり、ぽつぽつと灯りのついた民家が時折見える外は見るものもなくなる。ひたすら寝る。
そうこうしている間に列車は会津若松に着いてしまった。
