That's me,too.

京都出身、東京都狛江市在住の社会人19年目。2児の父。

東京マラソンの結果とか。

結果。

とりあえず、結果としては完走。
記録は5時間56分だったけど、スタートラインまで20分くらいかかったから、実際は5時間35分くらい。
朝8時半に新宿の都庁に集合したはいいものの、雨の中を30分以上も待たされる。
周囲の人達は、ちゃんとレインコートとかを被っている。
走れば暑くなるだろうと、半袖のシャツのみの自分。
せめて頭だけでもと、タオルを巻く。
スタートして最初の10kmくらいは、沿道の応援のすごさに感動。
体力も余裕があるから、楽しく走れる。
でも日比谷あたりからトイレに行きたくなるけど、どこも大行列。
泉岳寺あたりのトイレにようやく並ぶも、10分程度の待ち時間。
22kmのエイドステーションで、バナナを補給。
しかし、この位から気力が削がれ始める。
25kmあたりのトイレに15分程並んだら、なかなか走る精神に戻れない。
しかも27kmのエイドステーションには、すでにレーズンしか残っていない始末。
レーズンは大の苦手やと言うのに。
嫌々1粒だけ食べる。
浅草の雷門を過ぎ、30km前後が一番気持ちの緩みが激しかった区間。
制限時間には余裕たっぷりという状況に加えて、トイレ待ちで一度身体を休めると、エンジンのかかりが悪い。
ゆったり歩いたり、沿道の人達から食べ物をもらったりしながらのんびり進む。

それでも日本橋〜銀座は沿道の人達も多いし、また走り出す。
知り合いも、この辺で見てるかなーと思いながら。
でも知り合いもいなかったから、銀座を過ぎて築地辺りでまた歩く。
すると、そんな所に限って知り合いが。
また走り出す。
35kmを過ぎれば、もうゴールはすぐそこ。
40km前から、また沿道の人達も増えてきて、脚を動かしてくれる。
6時間も切れそうということで、最後は歩かないように気を付けて脚を進める。
最後のコーナーを曲がれば、FINISHのゲートはすぐそこ。
ようやくゴール。

感想。

今回が初めてのフルマラソン。
テレビで「自信がついた」やら「達成感がある」とかって感想言ってる人がいたけど、自分は正直そんなものは無い。
あるとすれば話のタネができたってことくらい。
走る前日の目標3つの内、2つはクリアできたけど、「限界にチャレンジ」できたのかというと、そうじゃないから。
自分にとってフルマラソンの「完走」だけじゃ、出来ることをやっただけの感覚。
もっとチャレンジして、例えば4時間台を目指すとかじゃないと、限界を超えた限界も味わえなかった。
それを味わいたくて、マラソン走ったのに。
それに制限時間7時間まで、まだまだ余裕があると思ってしまったのは、何でも追い込まれないと力を出せない悪い癖だ。
来年も応募してみよう・・・

良かったこと。

ベルマーレのユニフォームを着用して、東京マラソンに出場。
沿道からは、何回も「ベルマーレがんばれ!」と声が掛かる。
小学生からも「湘南ベルマーレのお兄ちゃんがんばって」と言われ、同じベルマーレのユニを着た人に後ろから励まされ、自分も着ている人を見つけて後ろから励ます。
しかも終盤のしんどい区間で歩こうとした瞬間、なぜかベルマーレの旗を振っているおじさんと目が合う。
それじゃあ、走らない訳にはいかい。
ちなみにゴールでは、ちゃんとスポンサー様のロゴが見えるように強調しながらゲートをくぐったのに、映像を確認すると人込みのせいであまり目立たず。
残念。

・・・とにかく、42kmを走れたのはかなり沿道の応援のおかげ。
想像以上にすごかった。
エイドステーションで食べ物を貰い損ねた状況で、「私設」エイドステーションはすごく助かった。
エアーサロンパスを持ってる人も多かったし。
もし来年も応募したら、当たっても外れても何かの形で東京マラソンに関わりたいなんて考えが浮かんできた。