That's me,too.

京都出身、東京都狛江市在住の社会人19年目。2児の父。

ネガティブシンキングでJリーグを。

いよいよ来週からJリーグが再開。
予想以上に盛り上がった日本代表の影響で、Jリーグも観客動員数の増加を狙っているとか。

でも大丈夫だろうか。
W杯が盛り上がった一因としては、下馬評の低かった日本代表が大健闘したことだと思う。
決して、美しいサッカーや面白いサッカーを繰り広げたとか、劇的なゴールが決まったとか、サッカーそのものの魅力にみんなが夢中になったからという部分は少ないだろうと。
好きなチームを応援する楽しさって部分は、あったかもしれないけど。
そういった意味で、「サッカー楽しい!Jリーグ観に行こう!」って人がどれだけいるか心配している。
単純に、代表の盛り上がりがJリーグの盛り上がりに直結していると思えない。
上手くすれば、起爆剤にはなり得ると思うけど。

それから、マスコミの対応にも疑問符。こんな記事があったけど、これは誤った数字の捉え方をしている風にしか思えない。
『09年度の1試合平均入場者数はJ1が1万9126人、J2が6326人と、3季ぶりに減少に転じていた。』とあるけれど、2009年からJ2に栃木SCカターレ富山ファジアーノ岡山と一気に3チームが参入したことを念頭に置いた記事なんだろうかと。
そりゃJFLからJリーグに昇格してきたチームは、既存チームに比べて観客動員数も弱い場合が多いんだから。
逆に言えば、3チーム増えた分合計の観客数も増えているはずだから、「Jリーグを観た人が、昨年に比べて○人増えた」って記事になぜ出来ないのかなぁ。

パラグアイ戦後の長谷部の、「Jリーグにも足を運んで」というコメントは嬉しかった。

とは言え、まだ10年ちょっとだけどJリーグを観て、しかも応援するチームがずーっとJ2だったり、J1に上がってもすぐ降格したり、なかなか観客数が増えなくて苦しんでいるのを目の当たりにしていると、ネガティブにしか捉えられない。

でも今回の日本代表のように、否定的な予想を気持ちよく裏切ってくれる場合だってあるだろな。

だから選手達には、この再開をチャンスだと思って、各地で面白くてたまらない試合を繰り広げ、サッカーの魅力自体もどんどん日本に浸透させていって欲しい。