That's me,too.

京都出身、東京都狛江市在住の社会人19年目。2児の父。

とても長々とGLを振り返って。

日本が16強なんてまさかなー。
開幕前は、良くて1分2敗って予想をしてた。
それが2勝1敗だなんて。
2月の試合で韓国に逆転負けした後には、「今からでも監督を代えた方が良いんちゃうか」と思った。
開幕前のテストマッチで、中村俊を先発メンバーから外したのに対しては、「いくらコンディションが上がらないからって、今まで中心に据えて取り組んできた選手を外して良いのか?チームが機能しないんちゃうか?」と。
それに、フォーメーションを守備的な4-1-4-1にしたのも疑問符だった。フランスW杯でも3-5-2と言いながら、実質5-3-2の守備的布陣で3連敗。世界の強豪相手に守備的に戦ったって、守りきれる筈がないのは火を見るより明らかだろうと。

ちなみに、自分はサッカーを見始めて10年ちょっと。
これらの考えは、今までの経験則から出てきた考えや感想。
20年、30年とサッカーに関わっている人だって、そんなに大きく違わない考えを持ってたと思う。

それが開幕してみると、ご存知の通り。
結果論だけで行くと、岡田監督のこのセオリー無視とも言える無茶苦茶な決断は、全部プラスに転じているのに驚いた。
なんだかんだ言っても結果が全ての世界、岡田監督には謝らないと・・・。
すいませんでした。

それから指揮をしているのは、岡田監督だからと言って、全て監督の手柄という訳ではないというのも理解してるつもり。
もちろん、選手も実力以上の力を出してると思う。
それに加えて、ドイツ大会で言われたチームの団結力の無さや、豪州戦での逆転負けが、ちゃんと反省点として今大会に生かされてるんだろうと。

そして本田。
一時期の日本代表には「ジーコの強運だけで戦ってる」なんて思ってたけど、それに近い本田の「持ってる」何かを感じる。
あそこで決めるとか・・・ねぇ。

また、日本全般に与える影響もすごかった。
ニュースやワイドショーでどれだけ、日本代表のニュースが繰り返し流されてるんだろうと。
カメルーン戦のサッカーの内容を見て、「勝ったけどこの内容じゃ、一般層はあまり面白いと思えなかっただろな・・・。自分も応援するチームがこのサッカーやったら、嫌やわ。」とか考えてた。
でもその後の反響を見ていると、今の日本代表に求められているのは、何より分かりやすい結果。つまり勝利。
日本代表に結果と内容を求めるのは、もっともっと日本にサッカーが深くまで根付いてからでも良いなーと考え直した。
もっと深くまで根付いてくれるかは、W杯が終わって、再開されるJリーグの様子を見守りたい。

そんで、最後。
今日立ち寄った本屋で見つけて、記念に買った本。

松井大輔のサッカー ドリブルバイブル DVD抜き技&魅せ技スペシャル(DVD付)

松井大輔のサッカー ドリブルバイブル DVD抜き技&魅せ技スペシャル(DVD付)


今回の京都サンガに縁のある選手で、まだゴールを決めてないのは松井と、パラグアイのアウレリアーノ・トーレスの2人。
次の試合で、松井がゴールを決めてくれたらこんな嬉しいことは無い!!