国立競技場で行われたナビスコ杯のトリニータ×エスパルスの観戦へ出かける。
決勝進出が決定してからの大分サポの様子を見ていたら、大分優勝するならそれを見届けたいなあと考えて。
トリニータは、今シーズンのリーグ戦でも優勝争いしているけれど決して強豪とは言えないチーム。
毎年のように降格候補に挙げられているし、財政状況も安定してないようだ。
そんな地方のチームが、リーグカップ戦の決勝に。
そりゃあ「トリニータサポーターにとって、一世一代の試合」なんてインタビューに答えても、決して大袈裟ではない。
12時半、国立競技場の千駄ヶ谷門に到着。
すでに入口は沢山の人が。
「ナビスコカップ ファイナル」と書かれた入場ゲートの前では、大勢の大分サポーターが記念撮影。
こういう風景、決勝慣れしたチームのサポでは見られない。
しかも記念撮影しているのが、おばあちゃん・おじいちゃんを含んだ家族連れが多い。
そんな風景を見ているだけで、涙が・・・最近サッカーに関しては涙腺が緩いな。
だって、お年寄りが地方から東京に出てくるだけでも大したことなのに、その上京の目的が地元のサッカーチームの応援なんて。
トリニータが生活の一部になり、家族との絆にもなっているんだろう。
日本にサッカーが根付いていってることを実感。
Jリーグ百年構想って、きっとこういうことなんだろな。