狛江を走る、1週間で1本だけのバス。
狛江市内を歩いていて、とあるバス停が目に入った。
「こんな場所にバス停あったっけ?しかもこの通りにバスなんて走ってたっけ??」
そのバス停の場所は、松原の交差点から松原通を田中橋方向へ数十メートル行った場所。
しかもそのバス停をよく見てみると、停まるバスは1週間の内で日曜早朝の1便だけ!!
ますます頭の中は「?」になる。
調べてみるとそういったバス路線は全国にいくつもあるそうで、通称「免許維持路線」というらしい。
早朝ということもあるので、小田急バスの狛江営業所から狛江駅への回送も兼ねて1便だけ走らせているんだろう。
通常は付けられる系統番号も無く、ただ「中和泉経由 狛江駅北口行き」というバス名になっているのも面白い。
そんなバスの便自体の物珍しさ、しかも松原通のこの区間をバスが走るのは1週間に1回だけということも相まって、一度このバスを見てみたいなぁという気持ちになる。
さて今日5/14(日)、起床したのは5時半すぎ。
そこで「今からならあのバスが見られるんじゃ」とふと気が付く。
早朝のランニングも兼ねて、田中橋へ足を運ぶ。
待つこと数分、松原の交差点を右折してくる小田急バスが見える。
そして時刻は6:19、ついに来た!
つい2か月程前までこの付近に住んでいたけど、バスが松原通を走り、田中橋の交差点を左折していくというあまりに見慣れない光景は、違和感を覚えずにいられない。