香港の中秋。
香港では、中秋が一大イベント。
中秋の翌日は祝日になるし、商売としても旧正月・クリスマスに続く年間でも3番目の繁忙期。
そんな中、オフィス兼住居の真ん前にあるビクトリアパークでは、中秋イベントが開催されてた。
何というか…このイベントの規模と、深夜にも関わらずそこに集まる大勢の人を見て、香港での中秋の意味合いをようやく理解できた感じ。
中秋と言えばランタン。
今年の目玉、ペットボトルで出来た巨大エコランタン。
水面に反射した姿が、満月みたいでなかなか綺麗。
それにしても何がびっくりしたって、このランタンのある場所は普段はサッカーコート。
このイベント時期だけのためにこんな池が作られていることでも、中秋の重要さが分かる。
普段のビクトリアパーク。
それから、ちょうど見られたのが大坑のファイヤー・ドラゴン。
このすぐ近くの地域に伝わる無形文化遺産で、看板をちょくちょく見てたからぜひ見たかった。
長さ60m程もある藁で作られた大きな龍に、無数の線香が刺してある。
ビクトリアパーク内の会場を何周も回り、龍がやってくる度に観客から歓声が上がる。
この線香は、合計3万数千本も使われてるとか。
この線香は無病息災や厄除けのご利益があるらしいけど、運よく落ちた線香を手に入れることができた。
とりあえず家の玄関に飾ってみたけど、こんな祇園祭の粽と同じような使い方でいいんかな?