That's me,too.

京都出身、東京都狛江市在住の社会人19年目。2児の父。

ドイツ6日目、帰りが近づく。

この日宿泊していたホテル、アイゼンホーフ。
どのガイドブックを見ても載ってるし、皇室の方も泊ったことがあるとかないとか。
それくらい、良いホテル。
そんな所に泊ってるのに、しつこいようだけど男2人。

ローテンブルクの街で見ていないところもまだある。
ホテルに荷物を置いて、チェックアウトまでぶらぶらすることに。
ちなみに朝食は、この日もホテルで食べず。
最初は、ホテル近くのテディーベア店。
さすが、テディーベアの本場ドイツ。手触りが良すぎる。
でも、買うのは自粛。
そして土産店へ。
仕事で見慣れたお菓子が、本当に売ってる。
そんなお菓子を少しと、朝食代わりにトリュフも4つ購入。
続いて、市庁舎に併設の塔へ。
アウクスブルクと同じで、ここも内部は落書きだらけ。
さいたま市○○ 浦和レッズがんばれ」なんていう落書きを発見し、少し萎える。

塔の上にたどり着くと、霧の影響か足元が滑りやすい。
おまけに狭くてかなりのスリル。
足がすくむ。
霧のせいで、あまり見晴らしは良くなかった。

塔を下りて、広場へ。
りんごジュースの屋台が出ている。
1杯購入。
おっちゃんがその場で絞っている様子で、大きな絞り器が置いてある。
日本のりんごジュースよりも酸味があって、皮の味までするジュースだった。

時間もなくなってきたから、駆け足で大聖堂も見学。
そして、ホテルに一旦戻ってチェックアウト。

スーツケースをまたガタガタ引きずりながら、駅へと向かい。11:06発の列車でヴュルツブルクへ向かう。
この頃には霧はすっかり晴れて、良いお天気に。

ヴュルツブルクに到着。
ここでも、スーツケースをコインロッカーに。
しゃがんで下段のロッカーに入れ、立ち上がる。
その際、開いていた上部の扉に、頭を強打!
2週間くらい痛かった。
世界遺産のレジデンツに向かう前に・・・駅で昼食の焼ソーセージを買う。
食うのはソーセージばかりだ。
むしゃむしゃ歩きながら街を歩く。
レジデンツに到着。
入場料を払い、コインロッカーに荷物を預け内部へ。
途中、何かの特別展を開催中。
おそらく高校生くらいの集団が熱心に(?)引率者の解説を聞いたりしている。
でも、ドイツ語オンリーなので内容は全く理解できず。
そもそも、何の特別展かすら分からないまま終了。
レジデンツを出る。
個人的には、ミュンヘンレジデンツの方が内装とか印象的だった。
そして、マリエンベルク要塞に向かおうとするが、日本語ガイドツアーの開始時刻まであと30分しかない。
とりあえず、大急ぎで街を歩く。
大聖堂の脇を抜け、目抜き通りを歩き、ライン川に架かる橋を渡ると、要塞のふもと。
しかし、ここでツアーにはもう間に合わないだろうという結論。
ツアー無しで庭園だけ見ていくか、それとも次の街のハイデルベルクを目指すかの2択。
Hと相談して、後者を選択。
要塞は、ふもとから見るだけ。

要塞見学はあきらめたものの、今度は列車の時間がピンチ。
街を大急ぎで歩いて、駅へと戻る。
よかった、列車の時間に間に合ったと思ったら、ICEは約10分の遅れ。
めっちゃ急いだ意味なし。
暇つぶしに、ホームにあった菓子の自販機でHARIBOを購入。

なぜか、チョコレートも出てきた。

ICEがようやく到着。
乗換駅の、フランクフルトを目指す。
座席に放ってあったドイツ語の新聞を開けると、「Sudoku」と書かれた数独コーナーが。
ほんとに、海外でも人気があるのかと実感した瞬間。
10分遅れのまま、フランクフルトに到着。
ここでの乗り換え時間は、もともと10分。
何か、接続待ちをしててくれた様子で、寸でのところでミュンヘン行きのICEに乗り換え成功。
さらに、途中で普通列車に乗り換えて、今晩の宿泊地ハイデルベルクに到着。
ここは、中心地と駅が離れている。
ついでに、宿泊予定のホテルと駅も離れている。
スーツケースをロッカーへ→ホテルへのバスを調べる→中心地へ観光にというルートを決める。
駅構内にあった本屋で、ブンデスリーガの選手名鑑を買ったのもこの地。
駅前のバス・トラム乗り場から、中心地のビスマルク広場を目指す。
どのバス・トラムがビスマルク広場に行き、どの切符を買えばよいのか分からず一苦労。
バス・トラムは、ひっきりなしにやって来る。
ようやく、乗り込むけど、結構なスピードで走るトラムのすぐ背後を、同じようなスピードで走行するバス。
一瞬連結されてるのかと思うほど、近い距離で、同じスピードで走る。
それくらいのスリル。
ビスマルク広場に到着。
真っ先に発見したのは、GALERIA Kaufhof。
一応、サッカーグッズ売場をチェック。
それから、街の目抜き通りのハウプト通りへ。
道の両側に、店がぎっしり。
しかも人通りが多くて賑ってる。
こんな街に住みたいななんて考える。
マルクト広場を抜けると、現れたのはハイデルベルク城!
もう時刻は夕方。
日が暮れてきた街に、その廃墟のような城は抜群に雰囲気を醸し出している。

もう城の入場時刻は過ぎていたけど、ケーブルカーで城まで上がってみることにする。
めちゃめちゃに騒がしいドイツ人(?)の中年集団に閉口しながら、ケーブルカーで1駅。
城の入り口へ。
中庭を通り抜け、バルコニーに出ると、見えるのはきれいな夕陽と、夕陽に照らされるハイデルベルクの街並み。

思わず、写真を撮りまくる。
もっと、性能の良いカメラを持ってくるべきだったと後悔。
帰りは歩いて中心部へ戻る。
もう夕食の時刻ということで、ハウプト通りで店を探す。
適当に店を見繕って入ると、日本語メニューに対応の店。
日本人観光客が多いのだろうか。
この日のメニューは、きのこのオムレツとハンガリー風スープ。
この店で印象に残ったことは、卵何個分なんだというオムレツのでかさと、「不倫か?」とHと顔を見合わせるような隣席の日本人カップル。
腹も膨れたし、駅へと戻る。
そしてバスに乗ってホテルに行くのも億劫だと、タクシーに乗車。
10分程で到着。
今夜のホテルも、立派なホテル。
本当に、初日のジャガーはなんだったんだ。
部屋でゆっくり休憩。
駅の本屋で購入した選手名鑑、イエナの移籍選手欄に「NAOYA KIKUCHI」の文字を見つけて喜ぶ。
テレビを点けると、サッカーが。
ボルフスブルグの中継らしい。
よく見ると、長谷部誠が。
でも、見始めてすぐ交代してしまう。
残念。
そんな感じでベッドでゴロゴロ転がっていると、いつの間にか寝ていた様子。
残りは明日のケルンでの1泊のみ。
あっという間に、過ぎてしまう。