That's me,too.

京都出身、東京都狛江市在住の社会人19年目。2児の父。

別に郷愁というわけでも無いけれど。

昨日は銀座・日本橋方面をリサーチ。
日本橋三越に行くと、京都の名店が集まった洛趣展を催事場で開催中。
ふらふらと立ち寄って見る。
馴染みのある店名がずらり。
その中でも佃煮に目が留まる。
山椒昆布に葉とうがらしに木の芽煮・・・よくばあちゃんが作ってくれた佃煮。
朝食で白ごはんと一緒に、弁当に、めちゃめちゃ食べたことを思い出す。
その当時は、あまりにも当たり前の存在すぎて好きでもなんでもなかった。
ばあちゃん家に行った時に「これ持って帰り」と渡されても、ただ「ありがとー」ともらうだけ。
そのばあちゃんも現在入院中。
もう作ってもらえないかもしれないしなぁ。
その佃煮が眼の前に並んでる。
こんな三越の催事場で商品になって並ぶようなものを、ばあちゃんが当たり前に作っていたということ。
なんて贅沢なんやろ。
うちの母親は、こんな佃煮作れるんやろか。
そんなことを色々思い巡らせながら、どれを買おうか悩みに悩んで、結局蕗しぐれを購入して帰宅。
久しぶりに食べる蕗しぐれは、ほろ苦い味がおいしいと思った。