前述の下山ダッシュの前、飯田線の「秘境駅」と言われる駅を訪れた。
まずは為栗駅。
この駅の眼の前には天竜川が流れ、大きなつり橋が架かっているだけ。
周辺に民家はほとんどない。
待合室のような空間に、誰かが残したノートが置いてある。
友人ＹとＭと3人でつり橋を渡り、周辺を散策。
つり橋からの眺めは最高。
その次は田本駅を訪れる。
この駅は崖に隣接してこじんまりとしている。
ホームの端っこに、階段があって、山道へと繋がっている。
3人でどこへ通じているのか行ってみようと、舗装もされていない道を歩く。
するとまた大きなつり橋が。
そこは川と山しか見えない場所で、すごいのんびりとした時間が流れてた。
3人でつり橋の上に座り込み、これ以上は無いような贅沢な時間を過ごす。
あんなのんびりな空気はしばらく味わってなかった。
仕事のことなんて全部忘れてしないそうな、ちょっと危険な場所でもあったけど。
飯田線にはこんな駅がわんさかあるそうだ。
日本にもこんな場所があるんだって思った。
もっとゆっくり行ってみたい。
